第1回 台湾で世界規模のボランティアを体験

高校生リーダーシップ会議&Walk for Water 2012 に参加

茂木 智花(2年 河北中出身)菅原万里奈(2年 飯野川中出身)
田中 千智(2年 涌谷中出身)菅野 海咲(1年 住吉中出身)

台湾に世界中から高校生が集まり、「地球規模の視野をもって、それぞれの地域で活躍する」をテーマに様々な活動を行う、「高校生リーダーシップ会議& Walk for Water 2012 」(日程:10 月24 日~28 日主催:台湾国立彰化高級中等学校図書館)に、本校から4名の生徒が参加しました(昨年度3名参加)。水を必要とするアフリカの国のための募金活動、テーマについてのプレゼンテーション・スピーチ等を行いました。

Walk for Water 2012 に参加して

茂木智花(2年石巻市立河北中学校出身)
 みなさんはスワジランドという国を知っていますか? 私は今回の活動に参加するまで聞いたこともありませんでした。スワジランドとはアフリカ大陸の南に位置する小さな国です。スワジランドには、エイズで親を亡くし、自分もエイズに感染している子供もたくさんいます。平均寿命も32 歳ととても短いのです。ところが、そのようなスワジランドを救おうと立ち上がった人がいます。その方は、今回の募金活動にも参加し、自分自身もスワジランドに住み、エイズ孤児であった子供を12 人育てています。講演ではこう言っていました。「水がなければ何も出来ない」と。水がなければ、作物を育てること、環境を整えること、生計を立てることも出来ません。だからこそ、今回、水のために歩いて行う募金活動”Walk for Water” が台湾で行われたのです。
 
私が今回、この活動に参加しようと思ったのは、震災の時、世界中の人々に助けていただいたからです。私たちは被災者として、全国や世界中の人々に支援していただき、たくさんの愛をもらいました。ですから、今度は、自分が誰かの力になりたいと思い、参加しました。
今回の活動には台湾をはじめ、アメリカ、カナダ、日本の高校生が集まり、交流し、ともに募金活動を行うことで、多くのことを学び、感じ、得て、与えることができました。プレゼンテーションでは、自分が思うボランティアや、スワジランドについて発表し合いました。意見を交換することで、自分のボランティアに対する考えを深め、スワジランドの現状についても知ることができました。日本人だけでなく、他国の高校生のプレゼンテーションを見ることで考える幅も広げられたと思います。私たちは被災地の代表として発表したので、今の被災地の状況や必要とされていることを多くの人に伝えることができました。そして、私たちのプレゼンテーションを見て、「被災地の人たちの生の意見を聞くことができて良かった。」と言ってもらえ、さらに、多くの方々が被災地のことを応援してくれていることを知って、嬉しかったです。

546 募金活動では、台湾の方々の心の暖かさや優しさにたくさん触れ合うことができました。
募金活動は10 人ほどのチームを組んで行動しましたが、私のチームは日本人が私だけでした。しかし、チームメイトはみなとても親切で、たくさん会話することができ、国境を越えた大切な仲間、友達を作ることができました。また、募金活動はとても大変で、どんなに歩いても一人も人がいない時もありました。しかし、募金をしてくださる人はたくさんいました。宝くじを山ほど募金してくれる方、日本語で「頑張って」と励ましてくれる方もいました。小さな子供がコインを握りしめて、私のところまで募金しに来てくれました。募金をしてもらえた時の感動、笑顔、人のあたたかさは今でも忘れることができません。
誰かのために行動することが自分の心を豊かにしてくれることに気付くことができました。たくさんの人に支えられて生きていること、かけがえのない仲間がいることをあらためて知りました。
私は今回、この活動に参加する前まではボランティアは難しいことと感じていました。しかし、今回の活動を経験して、はじめようとする気持ちと行動力さえあれば、私たちでもできることがたくさんあるということに気付けました。どんなに小さなことでも、実際に行動に移すことが大切で、意味があるのだと知りました。一人だけでははじめることは難しいのかもしれません。けれども、仲間と協力して行うことで小さなことから大きな活動へと変化し、人の心を動かし、誰かを助けることができるのだと思います。今回の活動を経験だけでなく、これからに生かしていきたいです。
 

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