秋季防災避難訓練が実施されました

 10月11日、本校で秋季防災避難訓練を実施しました。春の地震・津波からの避難訓練に加えて、秋は火災からの避難訓練を実施しています。あいにくの天候により、校庭への避難ではなく、体育館への避難訓練となりました。今回の避難訓練は、休み時間の火災を想定して行いました。生徒たちが次の授業の準備や歓談をしている最中に非常ベルを鳴らし、そこから教職員が避難誘導をしました。

 体育館へと続く通路ではスモークマシンを使用し、煙道体験も実施しました。石巻消防署南分署様のご指導とご協力により、煙で前方が見えない中、通路を進むという経験をすることができました。その後の講評・講話では、南分署の消防隊の方から自助と共助の大切さについて教えていただきました。

 広範囲での災害が起こったとき、消防署や自衛隊などによる共助は、自分たちの所にすぐに届かない可能性があります。そんなとき、自分の身を自分で守ること、そして身の回りの人たちと互いに助け合うことで、より多くの大切な命を救うことができるということでした。
 また、地域の自主防災訓練にも積極的に参加し、一人ひとりが防災の力を身に付けてほしいというお話をいただきました。

最後に、これからの季節は空気が乾燥し、また暖房の使用機会も増えるため、火災が起こりやすくなる時期であることから、一人ひとりが家庭でも火災の予防に努めてほしいというメッセージをいただきました。

校長先生からは、日頃からの訓練の大切さと災害時にも落ち着いて適切な行動をとる必要性についてお話がありました。災害は学校にいるときに起こるとは限りません。特に最近では、天災に加えてミサイルの発射も懸念されています。登下校中や在宅中など、いかなる場面で災害に遭遇したとしても、今回の煙道体験も含め、これまでの避難訓練での経験を糧にして、自分自身でも判断し行動出来るようになってほしいということでした。

 その日の学級日誌には、「避難訓練も大切だけれど、火災を起こさないことがもっと大切だと思った」という感想が書かれていました。まさにその通りだと思います。生徒たちにとっては、防災・減災についてより考えを深めるいい機会になったのではないでしょうか。